和光大学・足もとからの環境共生プロジェクトは、文部科学省の教育GP認定事業です。
和光大学のキャンパスが面する川崎市の岡上地域は、市街化が進みながらも、豊かな自然が生きています。
そこに流れる鶴見川の水辺には貴重な動植物が生存しています。和光大学ではフィールドワークなどの授業を通じて、その自然にふれる環境教育を行っていました。2002年ごろから、その中の学生・教員の有志が自然発生的に集い、小川の整備や雑木林の間伐、貴重な動植物を守る活動を始めました。この環境保全活動をきっかけに、地域住民との関わりも深まり、学生たちが地域行事にも参加するなど、積極的な地域連携が生まれました。
現代社会では、市民の社会参加の重要性が高まっています。このプロジェクトは和光大学の教育理念を生かして、持続可能な社会の「新しい公共」を支える環境シチズンシップ教育を推進しています。
本プロジェクトは、鶴見川流域に位置する和光大学がこれまで積み重ねてきた大学周辺地域との協力関係をより一層強化し、環境教育と地域貢献を教育に取り組んでいこうとする教育モデル・プログラムとして高く評価され、2008年度文科省「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)に採択されたことから始まったものです。
「流域主義」とは? |教育GP(Good Practice)とは?

ホトケドジョウは、湧き水に生息するドジョウです。環境省のレッドデータブックによると絶滅危惧種IB類にランクされています。和光大学のある岡上地域では絶滅したものと思われていましたが、フィールドワークの講義中に学生によって発見されました。
大学では学生や地域住民によってこの貴重な生きものの保全と繁殖が行われており、私たちの活動のシンボル的な存在でもあります。和光大学体育館屋上の池でも繁殖に成功しており、その子孫は地域・流域共生センターの展示水槽で会うことができます。




