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【12/18】和光大学教育GP国際シンポジウム「環境教育と市民教育の新たな地平」開催

2011年01月07日(金)

 2008年度より文科省による教育GPの補助のもとに、教育プロジェクト「流域主義による地域貢献と環境教育」に取り組んできた和光大学 地域・流域共生センターでは、今後の継続にあたっての社会的意義を考えるために、和光大学教育GP国際シンポジウム「環境教育と市民教育の新たな地平」を12月18日(土)に開催しました。

 この取組みを、流域思考から環境問題を中心とした社会的課題に取り組むことによって、市民社会を支える市民を養成する流域環境シチズンシップ教育として位置づけて企画されたものです。

伊東学長 元永所長

 プログラムは、伊東学長からの挨拶に始まり、国交省京浜河川事務所の元永所長からの「学生に夢を語って欲しい」との挨拶に続き、地域・流域共生センターの堂前センター長から「"流域主義による地域貢献と環境教育"の新たな市民教育としての展開」と題する基調報告があり、和光大学と岡上地域を含む鶴見川流域との連携が地域貢献であると同時に、持続可能な市民社会構成員を生み出すための市民教育となっているということが論じられました。

堂前センター長 会場の様子

 続いて講演として、npoTRネット代表理事の岸由二先生から、「流域貢献を通して環境市民力を育てる」という鶴見川で動き始めた流域連携の成果と未来への可能性が語られ、マレーシア国立サバ大学のグレース・P・イン先生から「マレーシアにおける大学の社会貢献」という題で学生の環境貢献におかえるめざましい活躍とそれを支える制度について話がありました。

岸先生 イン先生

 そして最後に米セントオラフ大学のキャサリン・T・パク先生から「リベラルアーツと民主主義:アメリカにおけるシチズンシップ教育」という題で、大学生による社会貢献が直接の社会奉仕であるにとどまらず、民主主義社会を支える市民を養成する上できわめて重要な教育の場であることと、それをしっかりと支える制度があることが報告されました。岡上地域、鶴見川流域の方々や、環境に関心のある高校生を含めた約百名の聴衆は熱心に聞き入っていました。

パク先生 パネルディスカッション

 和光大学が鶴見川流域の市民や行政と連携してやってきたことは、日本ではまだ珍しいことですが、国際的には民主主義社会を支える重要な教育制度として、大きく動きつつあるものであることが明らかになり、和光大学が今後やるべき課題が見えてきたと思います。

 終了後の懇親会では、外来生物の研究をしている高校生から協力依頼のスピーチが飛び出すなど、新たな連携が芽生える和気藹々とした雰囲気となりました。

 最後に連携していただいた川崎市教育委員会、共催にいただいたNPO法人鶴見川流域ネットワーキング、後援をいただいた町田市教育委員会、鶴見川流域水協議会をはじめ、開催にご協力下さった皆さんに深く感謝申し上げます。