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(12/12)「水マス推進サポーター研修バスツアー」が開催されました。

2012年01月18日(水)

 12月12日(月)に「水マス(鶴見川流域水マスタープラン)推進サポーター研修バスツアー」が開催されました。

 和光大学地域・流域共生センターも昨年度、「水マス推進サポーター」の認定を受けました。

 鶴見川流域水マスタープランは5つの流域水マネジメントから計画されています。
 ①洪水時水マネジメント
 ②平常時水マネジメント
 ③自然環境マネジメント
 ④震災・火災時マネジメント
 ⑤水辺ふれあいマネジメント

 「水マス推進サポーター制度」の充実と水マスのさらなる普及・発展を目的として、鶴見川流域にある治水施設を巡りました。

 鶴見川流域河口域にあたる鶴見からバスツアーが始まり、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所のそばにある「佃野防災拠点」へ。ここは災害時に船が止まる船着き場として活用され、帰宅困難者を輸送することもでき、東京までは約2時間で送ることが出来るのだそうです。
 この近辺からの和光大学への通学者は少ないので、ぜひ知ってほしいですね。



 京浜河川事務所を出発し、バス車内で、これから見学する「鶴見川多目的遊水地」に関するDVDや水マスを紹介するDVDを見ながら、小机にある鶴見川流域センターへと移動。鶴見川流域センターは、鶴見川が洪水の時に「鶴見川多目的遊水地」に水を取り込みその洪水調節を行うとともに流域情報を発信するために建設された遊水地管理センターです。屋上からは鶴見川多目的遊水地を一望でき、とても広大な土地であることが分かります。ここは、鶴見川が洪水した際に、水を一時的に貯めておくための場所で、総貯水容量が390万立方メートル。なんと、東京ドーム3.1杯分なのだそうです。
 また、館内には鶴見川流域に関する資料や鶴見川に住む魚の展示もされています。床には鶴見川流域の航空写真があり、和光大学が鶴見川流域の源流域に位置していることが良く分かります。
 鶴見川流域センターは、和光大学の「地域流域政策論」や「流域を知る」などの講義でも見学しているので、おなじみの和光生も少なくありません。



 ここからもう少し上流へ行くと、「川和遊水地」があります。ここは「神奈川県横浜川崎治水事務所」があり、そこでまず、遊水地についての解説を聞きました。川和遊水地は鶴見川流域の中流部に位置し、横浜市営地下鉄グリーンライン川和車両基地の地下を遊水地として利用している施設で、洪水時は最大で約12万立方メートルの水を貯めることができるそうです。
 グリーンラインを通学に使っている学生も多いことでしょうが、きっと知っている学生はあまりいないでしょうね。



 そしてバスは源流へと向かっていきます。
 東京都水道局唐木田配水所の給水塔のある多摩よこやまの道から鶴見川河口を展望。河口域にある新横浜プリンスホテルまで見ることが出来ました。眼下に広がるのは源流保水の森と呼ばれている谷戸山が広がり、NPOが主体となり自然資源を保全する活動を進めているそうです。そして、この谷戸を守ることは洪水被害を減らすことにもつながっています。散策路も整備されていて、この日もウォーキングをしている方々いました。
 源流保水の森では、和光大学の「自然保護活動」などの講義のフィールドとしても使われていますし、プロゼミでウォーキングしている学科もあります。



 最後に、鶴見川のもとの流れを残す「みつやせせらぎ公園」を歩き、「杉谷戸調整池」までを見学。
 防災調整池についての解説を伺いました。杉谷戸調整池は、自然の地形を活かした調整池で、生きものの賑わいの場としても機能していました。これらの場所の保全活動には、和光大学・かわ道楽の学生も参加していますし、「フィールドワーク(地域環境)」のフィールド授業でも見学しています。その他、普段はテニスコートとして活用されているものや、公園として活用されているものなど、さまざまな形の調整池があるそうです。



 恵まれた天気のもと、河口から源流まで、鶴見川流域各所にある治水施設を巡ることで、鶴見川の治水が一体として見ることができ、和光大学としても、多様な分野の教育・研究での流域連携を進めるヒントを得ました。