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【12/20】第3回「プロジェクト・ワイルドエデュケーター講習会inWAKO」が開催されました。

2012年01月23日(月)

 2011年12月20日(火)に今回で第3回目となる、「プロジェクト・ワイルドエデュケーター講習会inWAKO」が開催されました。

 プロジェクト・ワイルドは野生生物を題材として環境を学ぶプログラムです。「自然を大切に」と理解するだけではなく「自然や環境のために行動できる人」を育成することを目的としています。
 また、本講習会を受講することで「地域・流域プログラム」の単位に換算されます。

 講習会当日は、「財団法人 公園緑地管理財団」の方が講師としてお越しくださり、学生10名、教員1名の計11名の受講者と共に、充実した講習会を開催していただきました。


▲講習会が始まりました。親指で今日の調子を教えあいます。

 まず最初に、アイスブレイクと自己紹介を兼ねてのアクティビティ「追跡」。足跡を手に持った人は、自分の足跡を付けそうな動物の写真を持った人を探し出し、ペアを組みます。「この足跡はキツネじゃない?」「タヌキ?」など相談しながら、いつの間にか受講者の緊張もほぐれ、和気あいあいとした雰囲気で講習会が始まりました。


▲動物写真、足跡を見せあいながらペアを探します(左) 良く似た足跡があり参加者も困惑(右)

 受講者は3班に分かれ、今度は様々な足跡が描かれた用紙が各班に配られました。その足跡を見ながら、班ごとに、どんな動物がどんな行動をし、どうなったのかを班ごとに相談しながら推察します。その結果を、班の代表者が発表すると、さまざまな意見が飛び出し、とてもおもしろい世界が一枚の紙から広がっていました。


▲どんな動物がどんな行動をしたか話し合います(左)グループで話した内容を発表します(右)

 アクティビティはまだ続きます。今度は、生きものの共生についてのアクティビティ。寄生する生きものやされる生きもの。共に利益を与えあい生活する生きもの。など、生きもののカードを班ごとに揃えます。皆さん頭を悩ませながら、カードを組み合わせていました。なかにはクジラにつく寄生虫もあり、まったく知らなかったと驚いていました。


▲生きもの同士がどのような関係か考えます(左) みんなで考えたことを話し合います(右)

 午前中、最後のアクティビティ「ベニサケの嗅覚」。まず最初に3種類の匂いを記憶し、川の分岐点にある匂いをかぎ分け、最初に嗅いだ順番通りに川を遡上していきます。なかなか難しく、受講生は四苦八苦。見事生まれ育った川へ帰れた受講者にはハンカチがプレゼントされ、大喜びでした。


▲匂いを嗅ぎ分けながら遡上していきます(左) 辿り着いた川の名前を書きとめ、答え合わせの時を待ちます(右)

 とうとう各班でアクティビティを実施します。テキストが配られ、どのような点に注意してアクティビティの実施計画を立てれば良いのかを学びます。そして、自分たちが選んだアクティビティをどのような役割分担で、どのように実施するかを班ごとに相談しながら昼食をとりました。


▲班ごとにアクティビティを実施するために(左) どのように実施するかを話し合い(右)

 午後からは、各班順番にアクティビティを実施。まずはアクティビティ「目に見える言葉」。野生生物や生態系を理解する上で必要な「単語」をパントマイムをすることで実感するというアクティビティ。2班の内、片方がパントマイムを、そしてもう一方の班が、何の「単語」なのかを当てます。恥ずかしながらもパントマイムを披露し、それを当てようとする受講者、どちらも一所懸命で盛り上がるアクティビティとなりました。


▲アクティビティ「目に見える言葉」開始(左) 単語をパントマイムで表現する受講者(右)

 2班目は「魚を作ろう」。魚の特徴が書かれたカードが配られ、その特徴を踏まえた魚を自分たちで描きました。口、体、尾ヒレなど、さまざまな魚の特徴を手に入れた不思議な魚たちが登場。自分たちが描いた魚がどのような環境で生活しているのかを考えながら、魚の特徴が何のためなのかを実感することが出来るアクティビティでした。


▲皆さん魚作りに没頭中(左) 出来た魚を発表中(右)

 3班目は「貴重な鳥の卵売ります」。ひとはさまざまなものを収集しています。目的はさまざまですが、どのような目的でも、自然の環境に影響を与えるような収集は「良くない」という立場と、「良い」という立場に分かれディベートを行いました。どちらも積極的に発言していたので、なかなか白熱したアクティビティが実施されました。

▲ディベートが始まりました(左) 最後にまとめの話(右)

 最後に、自分たちのアクティビティについて良かった点と改善点についてまとめ、発表をします。その後、講師のかたからまとめのお話しを聞きました。


▲アクティビティの良かった点と改善点について発表(左) まとめのお話し(右)

 一日の講習会を終え、皆さん、無事に「プロジェクト・ワイルドエデュケーター」の修了証書を受け取ることが出来ました。
 本講習会で誕生した、新たなエデュケーターの皆さんが活躍されることを期待しています。