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[12/18]「プロジェクト・ワイルド エデュケーター講習会 in 和光大学」が開催されました

2012年12月25日(火)

 2012年12月18日(火)に、和光大学にて「プロジェクト・ワイルド エデュケーター講習会 in 和光大学」が開催されました。
 プロジェクト・ワイルドとは野生生物を題材にして環境を学ぶ国際的教育プログラムで、「自然を大切にする」だけでなく、「自然環境のために行動できる人」と育成することを目的としたものです。
 先だって行われた「プロジェクト・WET」とは姉妹プログラムに当たり、プロジェクト・ワイルド エデュケーター講習会を受講することによって、プロジェクト・ワイルドの指導者になれるとともに、「地域・流域プログラム」の単位として代替換算されます。

 講習会当日はプロジェクト・ワイルドの日本事務局となっている、一般財団法人・公園財団の方が講師としてお越し下さり、15名が受講しました。

 開催の挨拶が終わるとアイスブレイクを兼ねたアクティビティ、「追跡」が行われました。
 この「追跡」は、動物の写真と足跡の写真を用いて、自分のペアを探し出すというものです。
 受講生同士は配られた写真を片手に相談し合いながら、足跡の持ち主である動物を探しているうちにいつの間にか緊張していた空気がほぐれ、和気あいあいとなっていました。

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 ▲「追跡」の様子です。動物の特徴と足跡の特徴を見比べながら、自分のペアを探しました。

 次に行われた「大親友」のアクティビティは、野生生物の共生について学ぶものです。
 自然界には共に利益を与えあって共存をしている生きものや、片方が利益をえて寄生をしている生き物などといった、様々な利害関係が存在します。
 それらの関係を、受講生たちはカードを用いて生きものどうしのを組み合せを作っていきました。

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 ▲「大親友」の様子です。組み合わせを確認した後に、「大親友」のパズルが配られ、完成した人にはご褒美のピンバッヂがもらえました。

 サケの習性を模擬体験する「ベニザケの嗅覚」では、受講生がまず初めに三種類の匂いを記憶し、川の支流に見立てたロープの上に置いてある匂いを嗅げ分けて生まれ育った川を目指しました。
 今回の「ベニザケの嗅覚」の設定は、難易度が高かったために非常に難しく、見事に生まれた川に帰れたのは一人だけしかいませんでした。

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 ▲「ベニザケの嗅覚」の様子です。匂いを嗅ぎ分けて自分の生まれた川を目指します。

   次は各班に分かれて、受講生が先生となって順番にアクティビティを実施していきます。
 最初に発表をした班の「野生って何だろう」は、お手製のイラストを使い、野生動物と人間に飼育されている家畜を分類して、野生生物には様々な姿、形があるということを知るというアクティビティです。
 受講生たちは頭をひねらせながらイラストの動物が野生のものなのか、それとも家畜なのか、また野生と家畜の区別が難しいものは通常の状態がいったいどちらであるのかを必死になって考えていました。

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 ▲「野生って何だろう」の様子です。

 二班目は「嵐」というアクティビティを発表しました。
 この「嵐」は空想の旅をして人間と野生動物が同じ環境に共存し、時折同じ自然現象を経験していることを認識する為のものです。
 今回の発表では、参加者に野生動物、家畜、人間の三役に分かれてもらい、また嵐の体験ではなく、地震の体験の空想をしてもらい、自分たちがどのようにして地震をやり過ごしたのかを語ったもらいました。

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 ▲「嵐」の様子です

 最後の班の「みる、見る、観る」では、色とりどりのカエルの人形を使って、普段何気なく見ている時と、詳細に観察した時の環境の違いと、なぜ環境を細かく観察することが重要であるかを知るためのアクティビティです。

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 ▲「みる、見る、観る」の様子です。参加者に一度カエルを見てもらい、目隠しをしてからどのカエルがいなくなったかという手法で、詳細に観察する重要さを伝えていました。

 全ての発表が終わると、自分たちのアクティビティについて良かった点と改善点をまとめ、最後に講師の方にアドバイスを頂きました。

 最後に行ったアクティビティは「くじらのしっぽ」と呼ばれるものです。
 セミクジラの尾と同じ大きさのビニール袋に風を送り込み、実際の大きさを体感する為のアクティビティです。
 テレビなどでよく見かけるクジラですが、原寸大の尻尾を目の当たりにするとその大きさの迫力にみんな圧倒されていました。

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 ▲「くじらのしっぽ」の様子です。

     一日の講習を無事に終え、「プロジェクト・ワイルド エデュケーター」の修了証書を受け取ることができました。
 本講習会で、新たに15名のエデュケーターが誕生し、和光大学生が流域で行う環境教育の現場で今後の活躍が期待されています。
 本講習会は、一般財団法人・公園財団のご協力の下に実施されました。
 お礼を申し上げます。

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