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恩廻公園調節池見学【講義風景】

2009年11月10日(火)

 11月9日(月)に「フィールドワーク(地域環境2)」の講義にて、鶴川駅より下流へ下り鶴見川と麻生川の合流地点付近にある「恩廻公園調節池」の見学へ行きました。

 鶴見川および恩田川において、豪雨などによって水位が上がった場合、ある程度の水を一旦溜めておける施設(調節池、遊水地)をつくり、溜めた分だけ川の水位を下げ、洪水の被害を防ぐ施設が計画されており、これら施設が整備されると、1時間に60mmの雨(およそ10年に1度の確率)が降っても氾濫が防げるようになります。その施設の一つが恩廻公園調節池です。

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▲恩廻公園調節池へ向けてウォーキング

 良い天気の中、和光大学から恩廻公園調節池までの道を楽しみながら歩いて行き、恩廻公園調節池にて、1時間程川崎治水事務所恩廻公園調節池管理棟の職員の方から、パワーポイント等で鶴見川の歴史や恩廻公園調節池が出来た経緯、その機能などについて教えて頂きました。

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▲川崎市治水事務所の方の説明    ▲越流堤、あふれた水がここから調節池へ流れ込みます。

 恩廻公園調節池は、河川改修以前に鶴見川が流れていた旧河川敷の地下を利用した調節池で、トンネル構造となっています。トンネルの長さは約600mあり、約110,000㎥の水を溜めることが出来ます。今回、そのトンネルの中を見学させていただきました。

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  ▲水密扉、2枚扉になっています。  ▲あふれた水は、まずここへ流れ込んできます。

 深さ約25mの場所にあるトンネルまで、地下7階まで潜っていきます。トンネル入り口は、潜水艦と同じ水密扉が2枚あり、扉をくぐるとひんやりとした空気が流れてきました。
 口々に「寒い・・・」といった声が聞こえてきます。
 その奥には、大きく黄色い車両用リフトが、さらにその奥には約600mのトンネルが続いています。

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▲トンネル内は真っ暗です。          ▲トンネル入口付近

 トンネル内は真っ暗で何も見えません。入口で受け取った懐中電灯で足元を照らしながら奥へと入っていきます。中は、少量の水があり、ところどころ水たまりになっていました。
 話で聞いていた以上に大きく、圧倒されてしまいました。これほどに大きなトンネルには入ったことがなく、皆さん驚きを隠せなかったようです。

学生からは、

鶴見川を沿って歩いて行くと涼しい風と秋の風景が心地良くて気が付いたらもう恩廻公園調節池に着いていた。中へ入り、ひんやりした空気の中でトンネルの中は広く真っ暗で少し驚いた。めったに出来ない体験をしみじみかみしめながら中をゆっくりと歩いた。ライトがなければとてもじゃないが歩けないと思った。トンネルは今年は使っていなく、使用後の泥の処理で1ヶ月と川崎の埋め立て地へ運ぶ輸送料等で800万円かかるときいて物凄く使用するだけで大変なんだなと感じた。

今回は普段なかなか見ることのできない恩廻公園調節池の地下巨大トンネルを見学することができました。トンネルは最大級の大きさで、長さ600mというとても大きなトンネルの中を歩きました。トンネル内はとてもさむくて、ふしぎな気持ちになりました。トンネルの機能を知ることができて、良かったです。なかなか入れない所に行けて楽しかったです。

トンネル内にあった線まで水があったということはもしあのトンネルがなかったら鶴見川はどうなっていたのか・・・。普段気にせず見ていたこの場所の地下にあんな大きなトンネルがあったとはおもいもしなかったです。

トンネルの事は以前から話で聞いて知っていましたが、実際に歩いてみると、その大きさにおどろかされました。また、大雨の時の水の量が去年の貯水時についた茶色い線によって目で見られたのと、トンネル内の自分の位置よりも当たり前ですがずっと高いことが治水の大切さを知る上でとても貴重な体験が出来てとてもよかったです。 雨が降って、水を貯めた後の泥の処理に800万円もかかってしまう事も初めて知りました。施設をつくったからといっても使う回数は多くない方が良いという事にちょっと苦笑いです。

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 大迫力の恩廻公園調節池の地下トンネルでした。



 ◎おまけ◎
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▲オシドリ(?)も泳いでいました。