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「自然保護活動」で、流域連携を通じて都市部の自然保護について学びました

2012年07月31日(火)

 「自然保護活動」の講義では、例年、鶴見川流域の自然保護団体と連携して様々な流域内環境保全の現場を訪ね、講義と参加体験学習の指導をしていただき、都市部の自然環境と共生するための現状と課題を学びます。

 最初の講義では足もとからということで、和光大学キャンパス内の保全林から。
 大学内には「逢坂山」という古地名を持つ保全緑地があり、川崎市から「岡上和光山緑の保全地域」に指定されていて、多くの希少な生物の保護管理活動が行われている場所に、地域・竜井共生センターで講義を受けた後に選択的下草刈りの体験を行いました。
 岡上和光山緑の保全地域.JPGのサムネール画像
▲「逢坂山」にて下草刈りを行う受講生たちの様子です

 別の岡上の講義では地権者さんの協力を得ている森に入ります。
 こちらは陰樹が優勢となっている森で、生物多様性保全のためにシラカシの伐採が行われているところです。
 受講生は初めてということもあって細い木を切るのも恐る恐るでしたが、木を倒せると気持ちが良かったと好評でした。
 岡上シンヤの森でのシラカシの伐採.jpgのサムネール画像
▲シラカシを伐採している様子です

 そして、岡上ではもう一か所、「梨子ノ木特別緑地保全地区」にも足を運びました。
 雑木林の他にもススキ・オギなどの生える茅場のある大きな緑地です。
 こちらの講義では、緑地を管理しているNPO法人「かわさき自然と共生の会」の方の指導を受けて、茅場に侵入している外来種のセイタカアワダチソウやオオブタクサの除去作業をお手伝いしました。

 本講義では流域という広い視線を持ってもらうために、岡上以外の鶴見川流域にも足をのばします。
 岡上を飛び出しての最初の講義は、中流域の鴨居の河川敷に赴き、河原のオギの群生を守るために、やはり外来植物の除去を行いました。
 この講義の指導はNPO法人「鶴見川流域ネットワーキング」の方にお願いしました。
 鴨居の河川敷は岡上と違い、すっかり市街化された町中にある河原の中の豊かな自然に学生は感心していました。
 鶴見川鴨居河川敷.JPGのサムネール画像
▲鴨居河川敷での講義の様子です

 次に訪れた鶴見川流域は、源流の森です。
 こちらでは雑木林を侵食する竹林をおさえるための竹伐事業が行われています。
 この講義では、源流の森で活動をしているNPO法人「鶴見川源流ネットワーキング」の指導を頂きながら、山中での講義の後に竹を切るノコギリ、「竹挽きノコ」を使って、源流の森を侵食しているマダケを爽快に切り倒していきました。
 鶴見川源流の森で竹伐採.JPGのサムネール画像
▲源流の森での講義の様子です

 そして、最後の講義では鶴見川流域の環境保全についての全体像を考えるために、小机にある鶴見川流域センターで講義を受けた後に見学を行い、私たちの生活における治水と、自然環境における都市河川の重要性を学びました。
 鶴見川流域センター屋上から多目的遊水池を見学.jpgのサムネール画像
▲鶴見川流域センターの屋上から、小机の多目的遊水地を見学している様子です

 和光大学との地域連携にご協力くださった市民団体の皆さん、行政の皆さん、地域の方々に改めてお礼を申し上げます。