[11/20] 和光大学・かわ道楽の学生によるすぎのこ保育園自然体験活動支援が行われました
2012年11月20日(火)に、和光大学裏の逢坂山で、和光大学・かわ道楽の学生たちによる、すぎのこ保育園年長組の自然体験活動支援が行われました。
今回の活動支援は、先だって9月に実施された開戸親水広場での魚捕りに続いての第二弾企画で、山の中の自然を知ってもらおうとかわ道楽の学生は園児たちと一緒に逢坂山(岡上和光山緑の保全地域)でどんぐり拾いを敢行しました。
▲逢坂山に入る前にセーフティートークを行います。立ち入ってやいけない場所や、踏んではいけない植物などを園児たちに教えてから、いざ逢坂山へ
逢坂山に入ると子どもたちは大はしゃぎ。
普段は足を踏み入れない雑木林の中には見慣れないものがたくさんあり、倒木に生えたキノコに興味を示したり、たくさん落ちているどんぐりを夢中になって集めていました。
▲どんぐり拾いの様子です。逢坂山は様々な広葉樹でできた雑木林なので、たくさんの種類のどんぐりが落ちています。
どんぐりがバケツいっぱいになると、場所を移して大学の教室へ。
そこで集めたどんぐりを種類ごとに分けて行きます。
▲集めてきたドングリを園児たちが手分けして分類している様子です。形や大きさ、帽子の付き方などで大まかに分類すると、学生たちがクイズ形式でどんな名前の樹から落ちたどんぐりなのかを説明します。
分類が終わると、学生たちは園児たちにどんぐり粉で作ったクッキーと、どんぐりコマをプレゼントしました。
どんぐりクッキーは味付けをせずに素材のままを活かしたプレーン味と、砂糖を混ぜたもの、チョコレートを混ぜたものの三種類。
その中でチョコレート味が一番園児たちに好評でした。
どんぐりコマも、昔はよく見られる玩具でしたが、園児たちは初めて見るようで、学生たちにコマを渡されてから夢中になって回して遊んでいました。
▲どんぐりクッキーとコマで遊んでいる様子です。
学生たちの自然体験活動を通じて、園児たちは保育園の身近にある逢坂山でのどんぐり拾いを通じて、雑木林の中にも豊かな生態系があることを知ってもらうことができました。
地域・流域共生センターでは、学生たちによる市民や子どもと都市環境をつなげる大学地域連携を応援しています。