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[11/22] 地域流域政策論講義風景-鶴見川治水施設見学-

2013年11月26日(火)

 11月22日(金)に、地域流域プログラム科目である「地域流域政策論」の講義で、行政の整備する鶴見川の治水の取り組みについて学ぶため、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所のご協力のもと、鶴見川治水施設バス見学が実施されました。
 当日は天候に恵まれ、絶好のフィールドワーク日和となった中、まずバスで向かった先は横浜線小机駅の近くににある鶴見川流域センターです。

 鶴見川流域センターは災害時の防災拠点として整備され、同時に鶴見川流域の環境や自然、歴史に触れることのできる総合学習の場としても活用される施設で、学生たちは京浜河川事務所流域調整課の方の案内で行政が手掛ける総合治水や水循環について学びました。

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 ▲鶴見川流域における治水政策の取り組みや概要をDVDなどを交えて学ぶ様子です。

 流域センターの屋上に上がり、越流堤と日産スタジアムを望みます。  越流堤とは、鶴見川の水位の上昇が一定に達した際、水の一部を遊水地へと導くための堤防で、大規模な増水時には日産スタジアムの駐車場やテニスコートに鶴見川の水を一時的に流し込める仕組みになっています。
 今までに13回、遊水地に流入した実績があり、今年は台風18号と26号、4月に起きた低気圧による豪雨では史上二番目の流入量を記録したそうです。

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 ▲屋上で説明を受ける様子と、日産スタジアムの写真です。水が流入すると、日産スタジアムの目に見える範囲ほとんどが水に浸かります。

   次は実際に越流堤と日産スタジアムに足を運びます。
 越流堤は、普段はフェンスに仕切られ立ち入り禁止の区画となっていますが、当日は京浜河川事務所のご好意で特別に見学させていただきました。


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 ▲越流堤にはセンサーとカメラが設置されており、水が流入する際には京浜河川事務所のホームページからリアルタイムで様子を見ることができるそうです

   日産スタジアムは2002年にFIFAワールドカップの決勝戦や最近ではAKB48の総選挙が行われたことで有名ですが、今回見学した場所はスタジアム内部ではなく、有事の際に実際に水が流れ込む駐車場です。
 この遊水地に溜めこめる総貯水量は、390万㎥。これは25mプール1万杯に相当する量で、遊水地に水を流すことで増水時の鶴見川の水位を1m下げることが可能になっています。  

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 ▲写真は遊水地の最高水準を記したものです。施設は高床式の構造になっており、遊水地に越流しても施設には浸水しない仕組みになっています。

 今回のフィールドワークで、学生たちは治水現場で活躍する方々のお話しを伺い、実際に現場を見聞きすることで意欲と感性が高まったことでしょう。